世界設定
エスペランサ

プレイヤーしか存在しない廃墟の街「エスペランサ」
「希望」を意味する言葉「エスペランサ」。その名前とは裏腹に、街は廃墟と化し、空は夕日で真っ赤に染まっている。
この街は、夕刻が一日の半分を締めており、プレイヤー以外の生き物は存在しない。植物は半分枯れた状態。
なぜか食欲もわかず、食べなくても体に支障をきたすことはない(逆に、食べているのに「餓死」するプレイヤーもたまにいる)
また、街は廃墟となっており、電気・ガス・水道は一部の地域しか通っていない。
街の中心部の大交差点から、各地区へ行くことができる。
場所紹介

大交差点
エスペランサでもっとも大きな交差点。ここから各地区へ行くことができる。

東地区 -住宅街-
一軒家やアパートが集まる住宅街。すべて廃屋となっている。
廃屋はプレイヤーの拠点地として利用されることも多く、
二大組織に所属していない少数派は、この住宅街に身を潜めている場合が多い。
地域によっては電気・ガス・水道が通っているとのこと。

西地区 -商店街-
コンビニや薬局、服屋などいろいろな店が並ぶ商店街。
店主は不在なため、プレイヤーが好き勝手に荒らし放題となっている。
物資を調達するために訪れるプレイヤーが多く、
戦闘も比較的多く起きている。

南地区 -ビル街-
ビルが立ち並ぶビル街。
高さは高層ビルほどではないが、デパートやホテルがある。
このビル街にある、エスペランサで一番高いビルが征服組織のアジトとなる。
そのため、もっとも血が多く流れている地域といえるだろう。
電気・ガス・水道…特に電気は、他の地域に比べ多く通っている。

北地区 -荒地-
開発中の地域だったらしく、荒地が広がっている。
ところどころ放置された工事現場や、建設途中の建物が見られる。
身を隠す場所も少なく、プレイヤーがもっとも近づかない地域だが、
実は地下に反抗組織のアジトが存在する。

街外れ -自然公園-
街外れにある寂れた自然公園。
どの木もほぼ枯れており、青々とした植物を見ることはできない。
やや高い位置にあるため、公園からは街が一望できる。
エスペランサの環境
夕日に染まる街
エスペランサの太陽は、現実世界と動きが異なる。一日の半分以上が夕刻となり、残りは夜。青空は存在しない。
廃墟となった建物
エスペランサにある建物は、随分前から放置されていたようで、どれも廃墟と化している。
電気・ガス・水道もかろうじて一部の地域に通っている程度。
また、草木はほぼ枯れた状態で、青々とした植物は見受けられない。
不可解な現象
・大交差点を中心とした街から一定以上はなれると、別の場所に飛ばされ、街から出られない。
・食べなくても体に支障をきたすことがない(逆に、食べているのに「餓死」するプレイヤーもたまにいる)
・死体は一定時間が経つと消える。
・プレイヤー以外のありとあらゆる生き物が存在しない。
現実社会
技術水準
この物語の時代は、今から数10年先の未来となるが、生活・技術水準は現代とあまり変わっていない。
その理由は、技術進歩によるこれ以上の環境破壊を防ぐため、政府が緊急措置として技術開発自体を禁止したことによる。
名前のカタカナ化
名前を認識しやすくするために、政府が数年前から義務付けた。
生まれた時に親から授かる時には漢字表記が存在する。
しかし、学校・社会ではカタカナで表記するように定められている。
漢字の名前が活用されるのは、戸籍程度。